近年は国際化が進み、訪日外国人も増加しております。また日本で働く外国人も、ここ5年ほどは200万人以上で推移しています。最近ではインドネシアやマレーシアなど東南アジアからの来日も多く見られるようになりました。そして東南アジアは、実はイスラム教徒が多く、全世界のイスラム教徒のうち、実に6割が東南アジア地域におり、その中でもインドネシアが最も多くなっています。国別のイスラム教徒の数ではインドネシアが世界一です。

 

しかし近年のアル・カーイダやISISなど、過激派組織に関する報道を受け、イスラムを「怖い」「テロ組織」などと考えて避けるような風潮もあります。もちろんテロなどの破壊行為は許されるものではありません。しかしながらイスラム教徒=テロ行為を行う訳ではなく、多くのイスラム教徒は一般の生活を送る人々であり普通の人達なのです。

また、イスラムでは食事に関する決まりや、断食月、女性のベール着用など、我々日本人には馴染みのない習慣があります。そのためどのように接してよいのか不安を感じるケースも多いでしょう。

このような不安は「イスラムに関する知識不足」からくるものではないでしょうか?

 

当事務所代表は大阪外国語大学で中東地域文化を専攻(専攻語:アラビア語)し、中東の歴史や文化、宗教について学んでおります。またイスラム教を国教とするエジプトの首都カイロに約1年留学いたしました。

 

このような経験から日本で正しいイスラムの理解が進み、交流が深まることを願ってやみません。

 

「雇用予定者がイスラム教徒だが、どのようなことに注意したらよいか分からない。」もしこのような不安、悩みがありましたらご相談ください。

 

また当事務所代表が代表理事を務めております「一般社団法人関西ムスリムインバウンド推進協議会」では、事業者様向けにムスリム対応やハラールに関する情報共有会を開催しております。ムスリムをお客様として受け入れる場合にどうしたらよいか、今求められていることは何か、など情報交換をしております。参加ご希望の方はお問い合わせください。

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