入管から手紙が届いたときはどうするか?
入管からの連絡は、ビザの手続きであれば封書で届くことがほとんどです。
行政書士の中には、この入管からの連絡を「ラブレターが届いた。」という人もいます。
もし何か必要な連絡があった場合は封書での連絡となりますので、入管から封書が届いた場合は必ず内容を確認しましょう。
この封書ですが、更新や変更などの場合は外国人本人、新たに日本に呼ぶ場合は雇用主宛に届きます。
もし行政書士等に取次を依頼された場合は、取次者に届きます。
電話での連絡は滅多にありませんし、あったとしても簡単な問い合わせで終わります。
追加資料を求められた場合
入管からの封書で連絡があった場合、最も多いのは追加資料の提出を求められる場合です。
ビザの手続は書類審査が基本です。
そのため入管が更に確認が必要と判断した場合に提出を求められます。
同封の書面に提出してほしい資料が書かれていますので、確認して提出しましょう。
もし該当する資料がないようでしたら、その理由などを書面にして提出します。
また追加資料の提出には期限が付けられています。
この期限は守るようにしてください。
ただ本国から資料を取り寄せなければならないなど、期限までに提出できない場合もあります。
その時は事前に入管に期限を延ばしてもらうよう連絡しましょう。
不許可通知が届いた場合
追加資料の提出以外の可能性としては、不許可通知が届く場合があります。
このときも書面が同封されており、そこに不許可になった理由が書かれています。
また入管に不許可通知を持っていけば不許可になった理由を説明してくれます。
まずは、なぜ不許可だったのか?を明らかにしましょう。
その上で説明が不足していたり、提出資料が足りなかったなど改善が可能な内容であれば、指摘された内容を補うようにして再申請することも考えられます。
不許可通知が来たからといって、二度と申請できない訳ではありません。
リカバーが可能であれば、再チャレンジしてみてください。